一般財団法人 日本文化教育振興財団

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地球総合工学科とは
地球総合工学科・専攻は、船舶海洋工学、社会基盤工学、建築工学のそれぞれ特色ある3つの分野から成ります。

これら3分野では、海上や海洋、陸上や海岸、さらに地中に至るまで、人々の生活に欠かせない種々の構造物を建設しています。これらを代表する、船や橋、建物などの構造物は、いずれも美しく強くて役に立ち、利用する人に快適さを与え、そして低環境負荷かつ経済的でなければなりません。
このため、計画段階から、設計、製作、建設を経て完成に至る過程はもちろん、利用、廃棄に至るまでを考え、他分野の先進科学技術をも取り込む、総合的な取り組みが求められています。

地球総合工学科・専攻は、基礎理論から種々の応用分野まで幅広く学べる環境を整備し、地球環境を総合的に捉えて安全と安心な空間と環境を創ることができる人材を育成します。


船舶海洋工学科目
船舶海洋工学コース

社会基盤工学科目
社会基盤工学コース

建築工学科目
建築工学コース

入学から卒業まで

●1年次
1年次は幅広い教養と専門領域の基礎概念を学ぶためのカリキュラムが組まれています。総合大学の特長を活かした全学レベルの共通教育科目、専門基礎教育科目、さらには地球総合工学科で共通の専門教育科目を学びます。

●分属
1年生終了時に社会基盤工学科目、船舶海洋工学科目、建築工学科目に分属が行われます。
●2~4年次
2年次に進むと各学科目での専門科目がスタートします。3年間の各学科目のカリキュラムに従って、専門領域の知識を一層深めます。4年次になると研究室に分かれ、各人がそれぞれ研究テーマを選び、教員から指導を直接受けて最先端の研究に取り組みます。所定の単位を取得し、卒業論文が完成すれば卒業となり、学士の学位が与えられます。

●大学院
学部卒業者の約 90% は大学院へ進学します。大学院前期(修士)課程では、配属された各研究室でのゼミナールやミーティングを通して、修士論文の研究を中心に専門知識のレベルアップや研究力の習得を図ります。講義や修士論文研究以外にも、各種の研究会や国内・国際会議に参加する機会も与えられ、家族的で楽しくも厳しい生活を過ごすことになります。
大学院後期(博士)課程では、研究者になることやより高度な知識の習得を目指して、国際的トップレベルを意識した研究主体の生活を送ることになります。単に教えてもらうことから脱皮し、ハイレベルな研究テーマに対して、指導教員や国内外の研究者と議論することによって、自分で考え自分で解決できる能力を身に付けることになります。
オープンキャンパス
今年度の大阪大学工学部OPEN CAMPUS は、事前予約不要で誰でもいつでも参加可能な『アプリ de オープンキャンパス』に加え、オンライン相談などの事前予約が必要な特別"オンライン"プログラムも開催します。詳しくは、下記をご覧ください。

2021 大阪大学工学部 OPEN CAMPUS
大阪大学工学部ホームページ
大阪大学OPEN CAMPUS 2021